管理部物流課より

今回は管理部物流課を、ご紹介したいと思います。当社の物流課は、現場と事務が一緒になっている課になります。

 

まず、現場の仕事内容ですが、当社にて製造した製品をお客様からの依頼に基づき運送会社に引き渡すことになります。言葉で説明しますと短くなってしまいますが、出荷できる形になるまでにはロット指示、梱包形態(バラ積み、パレット積み)、現品票の添付など様々な事を行わなくてはいけません。一番重要な事は、運送会社に引き渡す時間が決められているのでそれまでに作業を終わらせなくては、出荷が間に合わなくなってしまいます。出荷作業と同時に、輸入品のデバンニング作業、製造した製品の入荷作業なども同時に行います。

 

次に、事務の仕事内容ですが、現場が出荷作業をするのに必要な指示書の準備、運送伝票のセット、運送会社との対応、お客様との対応などがあります。現場と同様に、決めらた時間内に作業をしなくてはいけないのですが、通常業務と同時に運送会社、お客様との電話対応などをしていますので1日のスケジュールを頭の中で組み立て、時間内に終わらせています。

 

毎日、時間に追われていると心に余裕がなくなってしまいますが、私の癒しはペットの小鳥です。犬や猫と違い、鳥は感情がないかと思われがちですが、そんなことはなく、喜怒哀楽が感じられます。皆さんは、癒しを感じられるのはどんなことでしょうか。

thKJ2MYB76thBKFET2Z7img_flow_76

生産管理課より

みなさん、こんにちは。今回は、当社において工場設備を中心に工場全体をコントロールする言わば「生産ラインの指揮官」のような役割を持つ生産管理課からの投稿です。設備に関する詳しい内容となっていますので、最後までお楽しみください。

 

 

先日、つくば工場において、ナウターミキサー自動洗浄機用洗浄水圧送ポンプの交換・据付を行いました。

さて現在稼働中のこのポンプですが、運転を開始する際、稼働(数秒)→停止(空転)→稼働(連続)という挙動をします。なぜこのような挙動をするのか不思議がる声もありますので、この場を借りて説明させていただきます。上記の挙動には圧送ポンプのモーター始動方法が関わっています。スターデルタ始動(Y―Δ始動)と名前がついているものです。

Y―Δ始動とは何かというと…
1.始動時はY結線として始動電流を抑えて起動し、
2.ある程度運転したのちにΔ結線に切り替えて連続運転するというものです。

※切替用マグネットスイッチは右下写真参照

この始動法が直入れ始動(最初からΔ結線で始動)よりも良い点は、上記の通り始動電流を抑えられることです。具体的にはY結線のあいだ、始動電流と始動トルクが直入れ始動時の1/3となります。一般に、直入れ始動時のモーター始動電流は定格の6倍程度かかりますが、Y―Δ始動では始動電流を定格の2倍程度に抑えることができます。それにともなって、ブレーカなどの設備も直入れ始動時より小さいサイズで済ませることができるのです。

以上がY―Δ始動の概略です。
これを踏まえて運転開始時の挙動を見ると、稼働(Y結線でトルク1/3で始動)→停止(空転)→稼働(Δ結線でトルク100%で始動)となります。

以上でポンプ起動時の疑問点が解決できたら幸いです。

photo1 (1) photo2 (2)

 

新規お客様の立会い試作を実施しました

皆さん、こんにちは!営業部の木村です。先日、新規に受託を検討して頂いているお客様の立会い試作を実施しました。当初はビーカースケールでの試作を検討していましたが、弊社製造設備への依存性を把握するためミニマム製造量(=20L)で実施しました。

当社は、これまで高粘度品の製造を苦手としておりました。「300 cps」までの製品しか対応できていなかったのですが、今回の試作品は「3,000~5,000 cps」と、これまでの実績を大きく上回るものでした。しかしながら、お客様のアドバイスと当社製造部門の60年以上培ってきた知識と知恵を駆使し問題なく良品を生産することができました。

今回のように、これまで出来なかったことにも積極的に挑戦することで富士化学工業は一歩ずつ着実に成長していきたいと考えております。もっと多くの多種多様なお客様に課題解決(助かった)をお届けできる日まで、私たちは挑戦し続けます!

試作イラスト挑戦 挑戦者

バドミントン大会

皆さん、こんにちは。営業部の木村です。先日、取引先様の「新入社員歓迎バドミントン大会」に参加させていただきました。本催しに参加させて頂くようになって早3年が経ちますが、良い成績を残すことができておらず、悔しい思いを繰り返しております。今年も「30名中15位」と振るわない成績でした。バドミントンは奥が深いスポーツで経験者を相手にすると手も足も出ないといった感じですね…。

さて、毎年参加させていただく中で、非常に良い刺激をもらっていることがあります。それは、新入社員の方々との意見交換です。弊社では、新入社員(新卒)採用が恒例ではないのでなかなか得られない経験ではあるのですが、だからこそ余計に感じる部分でもあると感じております。若い世代(私もまだまだ若く偉そうに言える立場ではないですが…)のフレッシュな意見には大変驚くと同時に感銘を受けることが多くあります。ビジネス本を購読すると良く書いてあるのですが、人(特に日本人)は無意識のうちに固執した考えを持つようになり変革を嫌う傾向があると…。先入観のないストレートな意見や考え方を聞いていると初心に返ることができるので、私にとって非常に意義のある場となっております。来年もまた宜しくお願い致します。
バドミントン①

フルマラソン

皆さん、こんにちは。営業部の木村です。去年から地元のフルマラソン大会に参加しているのですが…今年は悪天候(雨天気温6℃)で非常に苦戦しました。ですが、去年の記録を更新し「4時間38分」で無事完走することができました。当面の目標は10年前の自分の記録「3時間20分」ですが、最終目標は「夢の2時間台到達」からの「トライアスロン完走」です!

さて、皆さんはご存知でしょうか?ランナーに経営者をはじめトップビジネスパーソンが多いということを…。その理由として、マラソンやトライアスロンという競技は、完走又は目標達成のためには練習が必要になるため、多忙を極める日常にうまく取り入れる『タイムマネジメント力』が養われるといわれています。また、競技時間が長く、天候などの影響を強く受けるため、予想外のアクシデントも多い。完走を目指す中で、苦境を乗り越えるための『判断力』や『ポジティブな思考回路』を養うことにもつながるそうです。

実際に走ってみて第一に感じることは「継続は力なり」という言葉を体現できるスポーツであるということ。今回も同時にゴールテープを切った方が、御歳80というから驚きました。昔、マラソンランナーでもなかったその方は60歳になってからマラソンを始めたそうで、毎日欠かさずランニングを実施するそうです。ゴール後は、私より元気でした。(笑)

私の住む千葉県佐倉市は、バルセロナオリンピックで銀、アトランタで銅メダルを獲得した「有森裕子選手」やシドニーオリンピック金メダリスト「高橋尚子選手」が練習を積んだ地としても有名でマラソンが非常に盛んな地域です。日本陸上競技連盟公認大会として公認記録を取得できるレースでもあります。毎年、1万人以上が参加する大会ではありますが、東京マラソンのように厳しい抽選があるわけではないので、是非、皆さんもフルマラソンに挑戦してみてはいかがでしょうか。

朝日健康マラソン②